徹底した検査体制と乾燥技術により製品の品質を保持
JASの品質規格に基づき「甲種2級」クラスの製品を生産
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基本となる品質の証明
平成25年6月にJASが改正され、国産材の品質が見直されました。さつまファインウッドは、JASの品質規格に基づいた検査を確実に行い「甲種2級」製品の生産、選別を行っています。
2015年7月 枠組壁工法構造用製材(無垢材)のJAS認証取得。
2015年9月 枠組壁工法構造用たて継ぎ材(フィンガージョイント材)のJAS認証取得。
2×4材としては初。全量MSR検査済み材を生産
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曲げヤング係数の検査を徹底しています。
海外では、MSR枠組材は、強度測定による付加価値が付けられており、その価格は目視選別されたものとは差がつけられています。
さつまファインウッドでは、製品の全量をMSR検査する生産体制により製品の価格差を設けておりません。MSR検査とは、MSR機械に木材を投入することで、その木材が もつ曲げヤング係数(曲がりにくさ)を測定します。
曲げヤング係数を測定することで、その木材の強度を評価(JAS 規格に沿った評価)することができ、
真に建材として適しているもののみを生産することが可能です。
国産材に対応する部材タイプ
それぞれに良さのある「無垢材」と「フィンガージョイント材」。
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折れにくく曲がりやすいのが特徴の無垢材は、2×4工法のパネルに使用される材の必要性能(曲げ強度)を保持しており、構造体の耐力を保ちます。
無垢の製品は、曲げヤング係数は低く曲げ強度は高い傾向があります。 -
短い木材を接着し規定の寸法に仕上げた製品です。強度を低下させる節や穴などの要因を除去することにより強度品質を一定に保つことができます。そのため、曲がりや反りの少ない真っ直ぐな製品に仕上がります。
目視による製品品質検査+機械等級区分( MSR検査)
木材は乾燥させることにより、割れやそりが少なくなります。さつまファインウッドでは、この乾燥材の品質を保持するために、製造工程の中に製品の検査を組み込んでいます。全ての製品に、一般的な目視での検査に加えて、MSR機械を使った検査を導入し、より品質の高い製品づくりを行っています。